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夫は寝顔が美しい
触れられない威厳さえ感じる
能動的に意識的に眠る人


同じ顔で眠るパパさんがいる
でも二度と開かない眼
夫と違うのはその深い年輪


美しい顔で泣く夫を初めて見た
感情を出しつつも取り乱さず
肩から踵まで全身で泣いていた


家の中は同じ空気が流れ
人が多くいても騒がしくない
猫があくびをして横になる






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夫と一緒にパパさんの部屋に入った
私たちの結婚式の写真
パパさんは真ん中で笑っている


つい先日贈ったポロシャツ
タグの裏には筆ペンで
「平成二十一年 父の日 」



一番最後の会話が何だったか思い出せないと夫は泣いた
















  
きょうだけは早く走れカメ太郎
出来ることならここが海の中なら
陸上よりは早く走れる、いや泳げるのにね


パパさんの愛する畑で
かわいいきゅうりやとまとたちに
囲まれてたの?


とうもろこしもひげが伸び始めて
ひまわりが揺れてた
パパさんを見守るように










思い出してた
ずっと思い出してた
初めて泊まりに行った時のこと


「オヤジは何でもできるからな
心配はしてないけど」
夫はよく言っていた


シーツはおひさまの匂いがした
両手なべはタワシでぴかぴか
包丁はよく研がれていて


朝一番に採れたてのとまと
大きなザルにいっぱいいっぱい
「これを朝ごはんに」


寡黙で寛大で勤勉で
教壇を降りてからは
毎日畑作業に精を出してた


夫が帰ってくるまでに丸二日
WWW.なんてこんなときには
何の役にも立ちゃしない


カメ太郎は二時間で
パパさんのもとに着いた
動かないパパさんがそこにいた






「畑で昼寝でもしてるにしちゃぁ、んだっけ、どうもおかしかったのよ、顔がなぁ」



















  



今はもう弾丸が降ることはなくても

爪痕はまだ確実に残っている

沖縄とHAWAII

6.23  12.8




今はもう青く綺麗な海が広がるだけで




息をひそめて出番を待っている存在は

忘れた頃に再び魔の手となって

浮かれた世の中に襲いかかるのだろう








  
誰が見ているかわからなかった
誰に見られてもかまわなかった
パラソルの下で二人は
手を重ね唇を重ねる





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匂いも味も音も温度も
何もない透明なキス



水の中で全身の力を抜いて
身体が浮き上がる直前
一番リラックスしているとき
何もない透明なキス



やがて二人は重力が邪魔になる
手を重ねたまま水に溶け込む
どんなに抱き合っても
開放感が官能を越える




指先が触れ髪が絡む
唇の行先は予想不可能
水面を下から見上げれば
二人の吐息の数だけ波紋









濡れた肌を太陽が射す
乾いた頃に二人は思う
陽が落ちたら今度は
今度は月明かりの中で




匂いと味と音と温度
その全てを分かち合う
誰も見ていないところで
誰にも見られないように




そっと透明なキスから
きっと月が沈む頃には








  
BRAIN 2009-06-20




記憶が星となって
わたしの上に降りそそぐ


やさしい想い出は
柔らかい風のヴェール


眼を閉じるといつでも
耳を澄ませばいつでも


わたしのそばにいる
美しい記憶の数々








こんなことも
「ああ、それは脳のこの部分のナントカという物質の働きで・・・」



科学的に説明できてしまうきょうこの頃
おそるべし、脳科学



ま、キムタクがかっこいいから許すとするか



  
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