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西川君がホットケーキを焼いてくれた
その背中を見ていたら
なんだかとても懐かしい感覚に包まれた


父はホットケーキを焼くのが上手だった
あの頃の父の年齢を西川君はもう越えている



「出来ました、きょうは自信作です」
甘い香りが部屋中に広がって西川君が嬉しそうに言った
起き上がれないわたしのところまで持ってきてくれた



「メイプルシロップは?」
「あ」
「えーないんですかー?」



「出来たぞ、熱いうちに食べろ」
そう言って寡黙だった父が笑うと嬉しかった
もちろんメイプルシロップなんてものは知らなかったから
ホットケーキにはいつもはちみつだった
いつもたっぷりたっぷりかけてくれた



「はちみつならありますよ」
嬉しそうに持ってくる西川君の顔を見ていたら
これからははちみつでもいいかなと思った
たっぷりたっぷりかけてよね



  
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