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誰が見ているかわからなかった
誰に見られてもかまわなかった
パラソルの下で二人は
手を重ね唇を重ねる





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匂いも味も音も温度も
何もない透明なキス



水の中で全身の力を抜いて
身体が浮き上がる直前
一番リラックスしているとき
何もない透明なキス



やがて二人は重力が邪魔になる
手を重ねたまま水に溶け込む
どんなに抱き合っても
開放感が官能を越える




指先が触れ髪が絡む
唇の行先は予想不可能
水面を下から見上げれば
二人の吐息の数だけ波紋









濡れた肌を太陽が射す
乾いた頃に二人は思う
陽が落ちたら今度は
今度は月明かりの中で




匂いと味と音と温度
その全てを分かち合う
誰も見ていないところで
誰にも見られないように




そっと透明なキスから
きっと月が沈む頃には








  
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