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King of Farm
晴耕雨読
泰然自若


お気に入りは
椎名林檎の歌と
スタジオジブリ映画








King of Farm
夫と二人でパパさんの畑に入った
雨の香りと草の匂いが温かい


パパさんの愛する子どもたち
小さな実から涙がこぼれた
つるつるぽろぽろ


King of Farm
どちらからともなく無言のまま
私たちは子どもたちを抱き上げた


いくつもいくつも
たくさんたくさん
かかえきれなくなるほど


King of Farm
愛する子どもたちに囲まれて
ポーニョ ポニョ ポニョ


King of Farm 
さよならパパさん
また逢うときまで



 
泥だらけになった皮靴で畑を出る頃には私たちは少しだけ笑っていた








090707-2.jpg


ああ、思い出したよ
椎名林檎の「ありあまる富」っていう歌が
素晴らしいから聴けって言われたんだ










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夫は寝顔が美しい
触れられない威厳さえ感じる
能動的に意識的に眠る人


同じ顔で眠るパパさんがいる
でも二度と開かない眼
夫と違うのはその深い年輪


美しい顔で泣く夫を初めて見た
感情を出しつつも取り乱さず
肩から踵まで全身で泣いていた


家の中は同じ空気が流れ
人が多くいても騒がしくない
猫があくびをして横になる






090706-2.jpg





夫と一緒にパパさんの部屋に入った
私たちの結婚式の写真
パパさんは真ん中で笑っている


つい先日贈ったポロシャツ
タグの裏には筆ペンで
「平成二十一年 父の日 」



一番最後の会話が何だったか思い出せないと夫は泣いた
















  
きょうだけは早く走れカメ太郎
出来ることならここが海の中なら
陸上よりは早く走れる、いや泳げるのにね


パパさんの愛する畑で
かわいいきゅうりやとまとたちに
囲まれてたの?


とうもろこしもひげが伸び始めて
ひまわりが揺れてた
パパさんを見守るように










思い出してた
ずっと思い出してた
初めて泊まりに行った時のこと


「オヤジは何でもできるからな
心配はしてないけど」
夫はよく言っていた


シーツはおひさまの匂いがした
両手なべはタワシでぴかぴか
包丁はよく研がれていて


朝一番に採れたてのとまと
大きなザルにいっぱいいっぱい
「これを朝ごはんに」


寡黙で寛大で勤勉で
教壇を降りてからは
毎日畑作業に精を出してた


夫が帰ってくるまでに丸二日
WWW.なんてこんなときには
何の役にも立ちゃしない


カメ太郎は二時間で
パパさんのもとに着いた
動かないパパさんがそこにいた






「畑で昼寝でもしてるにしちゃぁ、んだっけ、どうもおかしかったのよ、顔がなぁ」



















  
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