2017 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 08
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  


100811-1


なぜこの花を見ると
どんなに暑い日でも
涼しさを感じるのか






勝手に名づけてしまうが
終戦回顧ウィークなので
その手の番組が多いこと




最近は「戦争そのもの」の具体的事実より
ひとりの人間やひとつの出来事に焦点を当てた
スポット的ドキュメンタリーとでも言うのか
そんな番組がとても多くなってきた気がする
でもファンタジーもありフィクションもあり




「戦争が起こると間違いなく全員が不幸になるのです」
このテーマは万国共通普遍的永遠なものとして
ずっとずっとずっとこの先も訴え続けられていくのだ
憲法何条うんぬんどこそこ派遣うんぬん、とは別なのだ
そんなことは市井のささやかな幸せには関係ないのだ




家族がいて愛する人がいていつも笑ってときには泣いて
好きなことが出来て少し悩んでもちょっとだけ頑張れて
お国のために、なんて冗談じゃない自分のことで精一杯で
もう帰って来られない、もう会えない、もう死に行くだけ
なのになんで皆で「万歳、万歳」なの?おかしくないの




幼い子供や若いうちはこんなふうでいいと思う
その頃「若者」だった人たちが段々減ってきて
いたとしても記憶確かに語れる人はもうわずか
しばらくすると完全に記憶の封鎖が起きて凍結
誰がどうしても想像の範囲でしか継いでいけない





だから学ぶことが多い
それこそが歴史なのだ







100811-2


「火垂るの墓」では間違いなく泣ける
そんなわたしはまだ大丈夫かなと思う

















スポンサーサイト
  
再来 2009-08-31
090831-1


「あじさいは丈夫だからすぐに根がつくよ」
パパさんがそう言っていたので
わたしと西川君は小さなあじさいの株を
ある日パパさんから分けてもらい
庭の片すみに植えたのだった

今年は夏が短かかった
しかも8月の最初は雨の日が続き
後半にはもうすっかり涼しく秋の気配
あじさいは何を思ったか
今頃になって花を開いてしまった

そのことを西川君にメールする


 夢を見たのですが
 親父さんがいきなりここに訪ねてきて
 「最近は身体ひとつでどこへでも
 自由に旅が出来るようになっていいんだぞ」って
 本当に嬉しそうに言ってました
 そのうちやちさんのところへも
 ひょっこり現れるかもしれませんので
 笑って迎えてあげてください


という返信

今頃パパさんはいずこ













  




今、「夏休みの思い出」という作文を書くならば
やっぱりあの年の夏のことを書くのだ
泳げるようになった小学校5年生の夏休み


あの時わたしは本当に人魚姫になった
最高に暑くて疲れてよく眠った夏だった
暑いことが少しも苦にならない夏だった


その人魚姫は今でも健在だが
イルカになる夢は捨てていない



  
夏休み 2009-08-21




コスモスの名はついているけれど
葉っぱはどう見ても菊なのであって
でも本物のコスモスと並べればそれなりに見えるし

プロサーファーであろうが
登録していないからプロでなかろうが
サーフィンが上手ければいいんじゃないのとも思うし

ちゃんとしたいい大人は
ちゃんと自己責任で認識すればいいけれど
かわいそうなのは何を信じたらいいのか迷う子供だ

勝手な大人たちに翻弄される子供
夏休みは子供にとって一番大事なもの
いい思い出だけがたくさん作られるべき









  




西川君は葬儀後のひと通りの用を済ませ
またLAの職場へ戻っていった
次はお互い大好きなバリ島で落ち合う約束をした


西川君が医師の道を選んだきっかけは
17歳のときに母親を急に亡くしたことだった
そして今回も同じような形で父親を亡くすことに


「結局医者なんて何もできないんです
せいぜい死期を伸ばすことくらいです
でも僕は両親のそれさえもできませんでした」


悲しみの吐露でも怒りの爆発でもなく
ただ淡々と静かにむしろ毅然として
だがその続きを口にすることはなかった


空港で別れるとき
わたしは力の限り
西川君を抱きしめた









  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。